山東省について

孔子、孟子、孫子など歴史人物を輩出している山東省は、黄河の下流に位置しており、人口は約9500万人、省都は済南市。
日本でも有名な青島ビールがある青島市には日本企業が多く進出しております。

日系企業と山東省の貿易状況

先月、2017年12月8日-15日に、山東省にて日中貿易の更なる発展を推進する『山東日本ビジネスウイーク』が開催されました。
その報告によると山東省と日本における輸出入額の合計は2016年が1268.8億元(約2兆1,800億円)で前年度比プラス2.2%となりました。

内訳を見ると日本への輸出が918.8億元(約1兆5,800億円)、逆に日本からの輸入は350.1億元(約6000億日本円)であり、日本への輸出額が日本からの輸入額の約2.6倍もあります。

どのような製品が取引されているか?

山東省が日本へ輸出している10大製品

服装、水産物および水産加工品、紡績糸、編み物および繊維製品、野菜および野菜加工品、機械設備、電気器具および電子製品、肉製品、金属製品、箱および容器

山東省が日本から輸入している10大製品

精密器機計器、電気器具および電子製品、機械設備、鋼材、運送関連製品、銅材、紡績製品、プラスチック素材、水産加工品、古紙

山東省に進出している日系企業の3つの特徴

日系企業の山東省への投資の特徴は3つあります。

特徴1

日系企業の投資場所は、青島、煙台、濰坊の三市に集中しています。
なかでも青島市への日系企業の進出が活発で、青島市への進出日系企業は726社、実際に使用した資金は19億ドル(約2100億日本円)におよびます。これは山東省にある日系企業総投資額の55.4%です。

特徴2

次の特徴は、投資領域としては製造業が多いということです。製造業へ投資を行っている日本企業は1109社、投資金額は30.2億ドル(約3,300億日本円)であり、日本企業の山東省への全体投資額の88.1%にもおよびます。主な投資分野は、設備製造、食品加工、紡績服装製造などです。

特徴3

最後の特徴は、大企業とその系列メーカーが集積しているということです。代表的な企業として小松製作所があります。同社の最大の海外投資基地である済寧市には、日系資本の機械産業メーカーが多数進出しクラスターを形成しています。

以上