海外に商品を発送したり、海外から商品を調達する場合、貨物の到着日は非常に気になるものです。

国際貨物の場合、必ず貨物を追跡するための”追跡番号”が発効されます。

追跡番号は、FedexやDHLなどの国際宅急便サービス(クーリエ)やEMS(国際郵便)をの場合は、貨物に添付する送り状に記載されています。

フォワーダー(貨物利用運送事業者)の場合は、AWB(エアウエイビル)と呼ばれる航空貨物運送状やB/L(ビーエル)と呼ばれる船荷証券の番号が追跡番号になります。

今回は、実際に貿易業務にたずさわっている人が使用している貨物検索ツールをご紹介します。

Digital Forwarder

※画像をクリックするとDigital Forwarderのサイトが開きます。

人材派遣パソナが運営している貨物検索サイトです。

EMSやFEDEX、DHLなどのクーリエサービスだけでなく、フォワーダーの運送状況を確認することができます。

調査したい貨物の追跡番号を入力すると運送会社のサイトにジャンプして貨物の状況が表示されるので常に最新の情報を入手することが可能です。

Parcelmonitor

※画像をクリックするとParcelmonitorのサイトが開きます。

シンガポールに拠点を置くベンチャー企業が運営しており、小口貨物の簡易追跡サービスを提供しています。

対応言語は現在31ヶ国語もあり、取引相手の言語で貨物の配送状況を伝えることが可能です。

Parcel Monitorのサイトを使えば世界625以上の運送会社の貨物追跡を行うことができます。

EMS、DHL、Fedex、UPS、USPS、China Postなど国際的に有名な運送業者だけでなく、クロネコヤマトや佐川急便など国内宅急便の追跡も可能です。

Marine Traffic

※画像をクリックするとMarine Trafficのサイト画像が開きます。

海上運送の貨物を検索する場合に役立つサイトです。

船名さえ分かればATD (Actual Time of Departure:実際の出港日)ETA (Estimated Time of Arrival:到着予定日)だけでなく、現在地情報、航海スピード、予定航路などのリアルタイム情報を見る事ができます。

台風などが発生しているときなど、船の運航状況を調べたいときにとても役立ちます。