自社サイトの検索順位を上げるために動画は必要か?
動画は53倍もGoogle検索で上位に表示されやすい?
せっかく作った自社サイト、できるだけ検索順位を上位にしたいものです。 先日、インタネット動画作成業者の人から『動画の埋め込まれたページは、静止画だけのページに比べて53倍もGoogle検索で上位に表示されやすくなります。』という話を聞きました。 気になって情報ソースを調べたところ、2009年に発表された海外の記事にたどり着きました。出所は古いので、53倍という数字はあまりあてにはできませんが、サイトの情報量と検索順位には関連性があるという事は、昔も今も変わりはありません。よって、動画からGoogle検索ロボットが認識する情報量が多くなればなるほど、検索結果で上位に表示されやすくなると考えるべきです。
情報リソースの記事
Google検索ロボットと動画について
動画は、静止画像をパラパラ漫画のように連続して動かすことで、見る人に錯覚をあたえる表現様式です。 よって、静止画像一枚一枚から得られる情報を足し合わせたものが、その動画全体の情報量を決めます。 昔は、画像の色や形状などの基本情報しか認識できず、動画を掲載しても検索ロボットが認識できるコンテンツからの情報量は多くありませんでした。 しかし、今のGoogle検索ロボットは、動画の中に何が映っており、そしてどんな動きをしているのかまで細かく検出できるようになりました。
下の写真は、Google Cloud Platformのデモ画像(VIDEO INTELLIGENCE)です。デモ動画から情報を取得することを無料で体験できます。
動画から認識している情報量は?
仮に検索ロボットが静止画像1枚から10個の情報を取得できるとします。YouTubeにアップロードできる動画は、最高60FPS(1秒間に60枚の静止画像を表示)ですので、1秒間の動画の情報量は、最大600個(10個×60枚)、1分間では最大36,000個(10個×60枚×60秒)です。 人工知能(AI)の発達により、検索ロボットの画像識別力は飛躍的に向上しています。これまでは、文字によるコンテンツ量がSEO対策では重要と言われておりましたが、今後は動画を使ったSEO対策も考えていく必要があります。みなさんも、自社製品やサービスの動画掲載に挑戦してはいかがでしょうか?
動画:
静止画と対極の語であり、狭い定義では「動く画像」、広い定義では時間軸に同期させた音声・音楽と共に提供されるメディアパッケージを指す場合もある。選択した静止画を順次切り替える「スライドショー」「紙芝居」とは異なり、連続して変化する静止画像を高速に切り替え続けると目の錯覚として静止画が動いているように見えるベータ運動を利用した表現様式(メディア)である。ウイキペディアより
FPS、フレームレート(frames per second):
動画は、パラパラ漫画のようにたくさんの静止画像が連続して表示されることで、人の目に画像が動いているように見せております。1秒間の動画に含まれる静止画像の数を、FPS(Frames Per Second)と呼びます。