仕事をしていると時々Gantt chart(ガントチャート)という言葉を耳にします。
横文字を見ると難しそうに思えてしまいますが、
「ガント」とはグラフを考案したヘンリー・ガント氏のことで、「チャート」は図・表・グラフの意味です。
つまり、日本語で直訳すると「ガントさんが作った図」と言う意味です。
ガントチャートは、プロジェクトの進捗状況を視覚的に把握するときによく使われます。
作り方は、とてもシンプルで横軸に時間、縦軸に作業内容(以下タスクといいます)を記入し、計画と実際の進行状況を線で表示するだけです。
ガントチャートは、中国語で「甘特図(gān tè tú)」と言います。
横道図(héng dào tú)、条状图(tiáo zhuàng tú)と呼ばれる場合もあります。
横道図(héng dào tú)、条状图(tiáo zhuàng tú)と呼ばれる場合もあります。
ガントチャートを使うとタスクが、計画に対してどこまで進んだか視覚的に確認できるようになります。
特に以下のようなプロジェクト管理においてガントチャートは役立ちます。
- 工場での生産管理
- 人員の仕事負荷や空き状況確認
- 機械設備の負荷や空き状況確認
たとえば、何か製品を製造する場合に使用すると、生産に必要な日数や実生産量と計画生産量の対比ができるようになります。
良い点
- 世界で認知されてたフォームであり海外プロジェクトの状況確認で使える。
- 特殊なソフトやプログラムは不要。パソコンが使えればエクセルで簡単に作れる。
- ユーザーが簡単に進捗状況を更新できる。
悪い点
- タスクが30項目以上になる大型プロジェクトでは使い難い。
- タスク内容が頻繁に変わる案件には向かない。
- 一度更新してしまうとどこが変わったか分からなくなる。
ガントチャートのおすすめテンプレート
ガントチャートは、タスクや線を引きやすいエクセルで作るのことをお勧めします。またインターネット上で配布されている無料テンプレートを使うのも良いと思います。
個人的にはマイクロソフトが無料で公開しているテンプレートがおすすめです。