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輸出梱包で必要な材料(梱包材等)について

1.ダンボール

ダンボールは、用途に応じてたくさん種類がありますが、大事なのは材質と厚さです。
まず材質についてですが、段ボールは古紙やパルプで作られており、材質を表す等級として「C5」「C6」「K5」「K6」「K7」などがあります。「C5」「C6」は、古紙が多く含まれており強度が弱く精密機器の海外輸送には不向きです。
値段は少し高くなりますが、Kクラス(K5、K6、K7)を使いましょう。
次に段ボールの厚さですが、5ミリ以上のものを選びます。とても高価な精密機器は、2層ダンボール(段ボールを2枚貼り合わせたもの)を使います。

2.気泡緩衝材

製品を梱包する為に使うもので、エアキャップ(プチプチ)と呼ばれます。
基板など電子部品が含まれる精密機器を送る場合は、帯電防止または静電気防止のエアキャップを用意しましょう。

補足:
‟プチプチ”は、川上産業の登録商標です。
正式名称は気泡緩衝材またはポリエチレン気泡緩衝材になります。

3.エアパウチ、エアクッション、発泡緩衝材

エアパウチ、エアクッションとは、エアが入った小さな袋の緩衝材で製品の隙間に入れる物です。エアパウチやエアクッションは、穴が空くと潰れて緩衝材の役目ができなくなるので、できるだけ発泡系の緩衝材を使います。

4.ガムテープ

ガムテープといっても、クラフト(紙)テープ、布テープ、ビニール(OPP)テープと色々あります。梱包では布テープを使いましょう。
強度的には、ビニール(OPP)テープが一番強いと言われてますが手で切れないので使い勝手が良くないです。
一方、布テープは、強度と粘着力があり、手で真っ直ぐ簡単に切れます。
また油性インクで文字を書くこともできます。紙テープは強度が弱いので使わないように!

破損リスクを最小限にする梱包の仕方について

ステップ1.ダンボールの底を止める

ダンボールの底は一番重さがかかるところです。十字にガムテープを貼り圧力のかかる中心部を補強します。その上にH字になるように横方向にもガムテープを貼っておけば最強です。一文字だけで止める事は絶対やめましょう。

ステップ2.製品をエアキャップで包む

エアキャップのプチプチ部(凸部)を内側にするか外側にするか気になったことありませんか?
私はテープで止めやすいようにプチを内側にして外側をフラットにしております。
電子部品やプリント基盤など引っ掛りやすい突起形状の製品を包む場合は、プチ(凸)を内側にすると、エアキャップを外す時にプチに部品が引っ掛って破損する恐れがあります。
そういった製品は、プチを外側にした方が良いです。
因みに、プチプチメーカーの川上産業さんのサイトを見たところ、衝撃に対する緩衝性は「プチ外側」でも「プチ内側」でも同じだそうです。

ステップ3.製品をダンボール入れる

重いものから順に詰めていくことで、下敷きになる製品の破損を防ぎます。
また、隣り合う製品の間には、緩衝材を入れてお互いがぶつかり合わないようにします。
また、横からの衝撃が気になるところは、使わないダンボールを解体し、補強したい面の内側に張り付け2重にします。

ステップ4.発泡緩衝材を隙間なくいれる

蚕の繭(まゆ)のような発泡スチロールの緩衝材があると便利です。
大きな隙間には、日常業務で溜まったシュレッダーの紙をビニールに入れて緩衝材として使います。

ステップ5.段ボールに、取り扱い注意のシールを貼る

THIS SIDE UPやFRAGILE などの取り扱い注意シールを貼る。有料のシールを買うと高いので、サイトにある無料画像から、お気に入りを印刷して貼り付けます。

これで輸送中の破損リスクは大幅に回避できます。

是非、皆さんもお試しください。