羽田発 ニューヨークへ
台湾、中国、マレーシア、シンガポールなど、アジアには、たくさん出張してきた私だが、今回はいつもと違い飛行機の機首が東に向いている。商用で米国に行くことになったからだ。
日本航空006便は定刻通り、月曜日の朝10:40、晴れ渡る羽田国際空港からニューヨークに向けてフワリと飛び立った。座席は、もちろんエコノミーだが、アジア便に比べて席の間隔が若干広く、鞄を足元に置けてとても有難い。
北に弧を描くように航路をとった飛行機は、アンカレッジ上空を経由して、北米大陸を西から東に横断する。
ご存知の通り、米国は日本の裏側に位置している。時差を計算するには、日本の時間から1時間引いて昼夜を逆にすればよい。つまり、羽田空港を出発した午前10:40は、米国現地時刻では、午後9:40。ご飯を食べてそろそろ眠る準備をする時間だ。
時差調整のやり方は、人によって様々。行きの飛行機から米国時間に合わせてすぐに睡眠をとる人もいれば、到着までずっと起きている人もいる。
国際フライトに慣れているキャビンアテンダント曰く、体質により時差ボケしやすい人とし難い人がいるそうた。時差ぼけを少なくするコツはあまり時差調整を考えすぎないことだそうだ。禅問答のような回答だが、実際にその通りだと思う。
私は、一食目のご飯を食べた後、軽く一本赤ワインを飲んですぐに眠ることにした。今回試しに買った携帯枕が予想以上に私に合っており、首の負担が大幅に軽減されてすぐに眠ることができた。
一食目:11:00(米国時間:22:00)ハンバーグとライス
二食目:17:45(米国時刻:4:45)菓子パンとりんごジュース
三食目:21:30(米国時間:8:30)東京スープストックの北海道産コーンスープ
飛行機は、夜をまたぎ、同じ曜日の朝10:20、予定より少し早く、無事JFK国際空港に到着した。ニューヨークの気温は13度、薄曇り。
外に出ると小雨が降っていて少しだけ肌寒い。それにしても、12時間の飛行機に揺られながら、腕時計の針が動かないというのは、やはり不思議な感じがする。
空港には、クリスという米国旗の蝶ネクタイをしたドライバーが待ってくれており、休む間もなく車に乗り込み、ペンシルバニアのREADINGという町へ移動ホテルに着いたのは、昼の13:00過ぎ。
夕方、お客であるアメリカの会社の人がホテルに来てくれて、近くのレストランで夕食、少し街を案内してくれた。
日本にも素敵な街はいっぱいあるが、READINGの街は、調和がとれており、とても素敵だった。
現地物価情報:ニュージャージのガソリンスタンド:レギュラー1ガロン2.34ドル※2017年4月時点