見積提出前に必ず確認する5つの項目
海外向けに見積作成をするときに、必ず2重チェックしたほうが良い項目が5つあります。この項目に注意しておけば、大きなトラブルは回避できます。
確認すべき5項目
1.金額:
通貨単位、単価、合計金額を確認します。EXCELの自動計算をしている時は、必ず電卓でもう一度金額確認しましょう。
2.貿易条件:
要望がなければ、責任範囲が小さいEXW (Ex Works)出荷工場渡し条件、若しくはFCA (Free Carrier)運送人渡し条件で。
3.納期:
細かく書きます。受注後1ヶ月と書くのではなく、正式契約書の確定後3ヶ月以内に弊社工場で出荷用意できますと書く方が良いです。
4.支払条件:
単に前金100%と書くのではなく、注文後1週間以内に100%前金!と明確に記述しましょう。但し、装置など高価な製品は、前金と書かずに別途協議として相手の出方を見てみる方法もあります。
5.有効期限:
必ず書きましょう!私は、初めての顧客への見積もりは出来るだけ短く設定し、交渉がまとまってから再見積を提出します。
ワンポイントアドバイス
万が一、見積の記載ミスがあった場合は、直ぐに取り消しメールと修正見積りを送りましょう。お客様にとって条件が悪くなる変更の場合、私は担当者に直接電話して間違えた理由と再見積りを送ったことを伝えます。
このちょっとした電話がビジネスでは大事です。