台湾に製品を送るとき、気になるのが台湾現地での関税です。

台湾では、製品分類としてCCCコードと呼ばれる番号を使います。CCCコードは、11桁で構成されていますが、上6桁は、日本でも採用されているHSコードと同じです。
よって、台湾の関税を調査するには、まず製品の上6桁のHSコードを調査し、そのコードを使って最終的に台湾のCCCコードを絞り込み、最後に関税率を検索します。

台湾の関税を調べる3つのステップ 

ステップ1:製品のHS Code(6桁コード)候補を見つける

海外サイトであればFindHS.Codes https://www.findhs.codes/がお勧めです。
広告が煩わしいですが、製品の実物写真も掲載されているので、コードの絞り込みが容易です。
ただし、検索時には、英語で製品名を入れる必要があります。

調査する製品名を英語で記入しSearchボタンをクリック

半導体デバイスの一つであるダイオードを調べたところ、実物写真と合致しているHS Codeは、8541.10

日本のサイトであれば、HS CODER http://hs-coder.com/codesがあります。日本語の製品名でHS Codeの検索が可能できる。ただし、製品によっては複数候補がでるので絞り込みが必要です。

ステップ2:HS Code を確定する

候補のHS Code:8541.10の記載内容が製品仕様と合致していることを確認
財務省のホームページの実行関税率表の最新版を開き、ステップ1で調べた候補のHSコードが正しいか最終確認をする。

実行関税率表

判断に困る場合や候補となるHSコードが複数ある場合は、勝手に決めつけないで税関に問い合わせましょう。

ステップ3:台湾での輸入関税を調べる

台湾政府の財務部関務署(Customs Administration, Ministry of Finance)が運営しているCPTと呼ばれる専用サイトを開き、ステップ2で確定した6桁のHS Codeを入れて関税率を検索します。



カラムⅠ、カラムⅡ、カラムⅢの意味
1. カラムⅠ
WTO加盟国・地域または台湾と互恵待遇を有する国もしくは地域からの輸入物品に適用。日本は互恵税率を適用するためカラムIで税率を計算する
2. カラムⅡ
特定開発途上国・地域、または台湾と自由貿易協定を締結している国家・地域からの特定輸入物品に適用。
(※中国は一部の貨物のみカラムⅡの税率が適用される)
3. カラムⅢ
カラムⅠ、カラムⅡを適用できない輸入物品に適用。
補足1:同時にカラムⅠ、カラムⅡを適用できる輸入物品は、低い方を賦課する。〔税関輸入税則の付則二〕
補足2:特定輸入貨物に対し、数量ごとに適用する税率を定め、割当関税を実施。〔関税法第5条〕
補足3:輸出貨物の輸入原料関税および物品税、営業税の還付について、カラムⅠ、カラムⅡにて賦課されたものは、輸入時適用税率に基づき計算、カラムⅢにて賦課されたものは、一律カラムⅠの税率に基づき計算。〔輸出品原料税還付弁法第6条〕

※参照:JETRO台湾関税制度より