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海外向け配送トラブルに巻き込まれないように写真をとっておきましょう

仕事ががら海外向けにいろいろな製品を発送してますが、いろいろな事が起きます。先日もある海外のお客様から、私が送った商品が、箱詰めされてなく中古品だったとの連絡がありました。

あり得ない話ですが、こういう時は、怒っても仕方ありません。冷静になって相手の話を聞いてみると、なんと1年前に出荷した製品ということが判明(なんで今頃言うんだろう・・・・。)

経験から、お客様の在庫管理の不備もしくは他の製品と勘違いしていると直感しましたが、こういった話は、相手もそれなりの事実をもとに言っている場合が多く、納得してもらうには意外と手間がかかります。

そんな時に役に立つのが証拠写真、つまり出荷前の写真です。
これが一枚あるだけで、原因を知るために長文のメールをなんどもやり取りする必要はありません。ただ一言、『〇月〇日に、この写真の通りきちんと出荷していますよ!』で済みます。

ちなみに、今回の件では、お客様の技術者が勝手に箱から開封して使って、再び棚に置いていたことが分かり一件落着しました。

写真を残しておくと、荷物に傷や破損があると言われた時にも役立ちます。

海外輸送の場合は、空港や中継地点で何回か積み替えをしながら運ばれていきます。出し入れする回数が多い分、国内荷物に比べて海外荷物は負荷が大きくなります。特に精密機器など振動に弱い製品は、最悪壊れてしまう事があります。

梱包材を上手に使い、厚めの段ボールにていねいに荷造りし、「FRAGILE」(ワレモノ)や「THIS SIDE UP」(この面が上) のシールを貼って発送することは勿論ですが、だからと言って海外輸送は安心できません。

実際に海外の空港で、貨物が飛行機から転がり落ちていくのを見たことがあります。出荷前の写真があれば、全てのトラブルが解決するとは限りませんが、写真が有るのと無しでは解決に要する時間が違います。

私は、このようなお客様からのクレーム??に対応する時間が非常にもったいなく思え、全ての製品の写真を撮って残すようにしています。
それでも、私のように写真を撮るのは面倒だなあーという方は、お手持ちのスマホで良いので荷造り前の製品写真を1枚だけで撮っておきましょう。いざという時にきっと役立ちます。

おすすめの出荷前製品写真の撮り方

写真の撮り方は、いろいろあると思いますが私は下記手順で撮影します。

1.送る製品の出荷内容シートを作成します

最低限に必要な項目
1.出荷日
2.お客様の注文番号
3.品名
4.数量
※EXCELでSHIPPING INVOICEを作成する時に、自動で出荷内容シートが出力されるように設定しておくと便利です。

2.荷造り前の製品と出荷内容シートを一緒にして写真を撮ります

※製品が複数個ある場合は、数が分かるように写真を撮りましょう!
※大切なのは出荷内容シートの記載文字と製品がはっきり写るように撮影する事です。記載内容が読めないようであれば、何回かに分けて撮影します。

3.箱詰めが完了後、ふたを閉める前に上から荷造り状態の写真を撮ります

※どのような配置で箱詰めしたかを記録する為です。

4.梱包後に箱全体の写真を撮ります

※できるだけ全体が分かるように写真を撮ります。位置を変えて2~3枚撮りましょう。
※発送前は箱に穴や傷がなかったことを記録するためです。

プロから学んだ商品撮影テクニック

出荷したい製品を机において、スマホなどで撮影すると周りの鉛筆やノートが写り込んでしまうことありませんか?

スマホや小型カメラに使われているレンズは、風景などが広く撮影ができるように、広角寄りのレンズ設計になっております。旅行で風景や人物を写すには良いのですが、製品撮影の場合は、周りの余計な物が写り込んで邪魔になってしまいます。また、広角レンズは、接写すると歪みが出てしまいます。

以前、プロのカメラマンに教わったのですが、スマホなどで商品撮影する場合は、あえて商品から離れてズーム機能を使うと良いそうです。

接写で撮った写真と、離れてズームで撮った写真の比較

接写で撮ったホチキス

上側に鉛筆やキーホルダーなど周りのものが写り込んでます。また写真全体が歪んでます。

離れてズームで撮ったホチキス

上部に写り込んでいたものが消えて、写真の歪みも気にならないようになりました。

もし、同じような悩みをもっている方がいたら是非お試しください。