縁あってアメリカ企業と取引をさせていただく事になり、商談の為にペンシルベニアまで行ってきました。
折角の機会なので、滞在を1泊延長して、ニューヨーク在住約30年の方にマンハッタンの街を案内していただきました。
本記事は、初めてニューヨークに行くビジネスマンの皆様向けに書いております。ご出張時の参考になれば幸甚です。

マンハッタンは、ニューヨーク市の行政区の一つです

アメリカに住んでいる人なら当然ご存知ですが、ニューヨークとは、アメリカ合衆国北東部の大西洋に面しているニューヨーク州ニューヨーク市のことです。
そして、ニューヨーク市は、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドという5つの行政区に分かれております。
日本人はニューヨークと聞くと、エンパイア・ステート・ビルディング、ウオール街、タイムズスクエアなどを思い浮かべますが、それらは全てマンハッタンにあります。因みに、マンハッタンの大きさは、東京の山手線の内側とほぼ同じです。

赤い枠がマンハッタン地区

マンハッタンは、東西を川で挟まれた中州になっており、西側の川が2009年のUSエアウエイズ不時着事故で有名になったハドソン川で、東側がイースト川です。
実際に見るハドソン川は想像していたよりも狭く、マンハッタンの高層ビルのすぐ横を流れており、よくこんな狭い川に死者を出さずに不時着できたと思います。案内してくださった方によると、事故当時ニューヨークは大騒ぎだったと言ってましたが納得できました。ちなみに、機長のチェズレイ・サレンバーガーさんは、流れの速いハドソン川への不時着にあたって、とっさに機体を旋回させ、川の流と同じ向きで着陸したので機体が壊れず乗客の命が救われたそうです。

マンハッタンは、京都ほど整然としてはいませんが、道はおおよそ碁盤の目になってます

マンハッタンは、大きく三つに呼び名が別れており、北側が、セントラル・パークやメトロポリタン博物館があるアップタウン(UP TOWN)、真ん中が、タイムズスクエア、ロックフェラービル、トランプタワーがあるミッドタウン(MID TOWN)、そして、南側(ニューヨーク湾側)が、ウオール街など世界のビジネスマンが集まるダウンタウン(DOWN TOWN)になります。
芸術・公園のアップタウン、高級ブティックやエンターテイメントが集まるミッドタウン、ビジネスのダウンタウンとイメージすれば、理解しやすいと思います。

マンハッタンの古地図(1870年)

マンハッタンを縦方向(南北)に貫く大通りの事のことをアベニュー(Avenue:Ave)と呼び、マンハッタンの東側から1AV、2AV、3AVと数えます。アベニューは合計12本あり、一番西側が12AVになります。
皆さんもニューヨーク5番街とか聞いたことあると思いますが、このxx番街というのが、アベニューの事です。つまり、ニューヨーク5番街は、マンハッタンの中心を縦に貫く大通りを意味しており。高級ブティックが立ち並んでいる日本でいうと銀座通りのようなイメージです。
次に、横方向(東西)を貫く道路ですが、これは、ストリート(Street:ST)と呼びます。南のダウンタウンから1ST、2ST,3STの順番で、北に向かって200以上ありますが、観光で行く主な名所は100STまでに全てあります。

ニューヨーク湾から見た自由の女神とハドソン川河口付近

地下鉄やバスは、1回一律3ドル、メトロカードを購入すれば2.75ドル

※2017年4月時点

マンハッタンの町は、アベニューやストリートが、バスや地下鉄の駅名になっている場合があるので、日本でよく地下鉄を使っている人であれば、意外と迷わず動けます。
マンハッタンの地下鉄やバスは、東京メトロ等とは異なり、行先や距離に関係なく一律3ドルで改札口を出ない限りは乗換自由です。もし、複数回利用する場合は、1ドル出してメトロカードと呼ばれる日本で言うスイカ(SUICA)のようなチャージ可能なカードを購入して、金額をチャージして使えば、1回2.75ドルで利用できるのでお得です。
もし、複数人で移動する場合は、1枚だけメトロカードを買って、改札口で順番に使いまわすという裏技もあります。⇐現地の人に教えてもらいました。

左の白いのが3ドルの片道チケット、右の黄色いのがチャージ可能なメトロカード

マンハッタンから見た世界

トランプ大統領について、ニューヨークの人達はどう思っているか聞いてみたところ、自分たちのニューヨークさえ変えないのであれば、トランプさんが外で何をしてようと構わないと思っている人が多いとのこと。
因みに、トランプさんは、北朝鮮のミサイルなどは全く恐れていないそうです。空母などを送り込んでいるが、中東のように莫大な資源がない北朝鮮を攻撃する気は全く無く、むしろ緊張感を高めることで、日本、台湾、韓国に武器を売り込みたいと考えているとか。。。

実際のところは確かめようがないが、マンハッタンで高級ブティックが立ち並ぶ5番街に高く聳え立つトランプタワーを見ていると、トランプさんは、アメリカという名の会社の社長なんだと改めて感じました。

世界の富が集まるこの場所で、地球の裏側にあり時差が12時間以上もある東南アジアの平和など考えることなどできないような気がします。。。日本は、トランプ大統領との関係を強く望んでおりますが、彼にとって日本は、数あるビジネス商材の一つなのかもしれないしれません。

トランプタワー


余談:現地の人に教えてもらった面白ネタ

1.ニューヨーク連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of New York)には、60億の金塊を保管しており、働いている行員は射撃の訓練もしている。中にはオリンピック選手になれるような名射撃手がいるとのこと。
2.ニューヨーク証券取引所では、多くの観光客が入り口と思っているところは実は違っており、本当の入り口は裏側にあり以外に小さい。