ウェブサイトの管理者は、自社のウエブサイトのパフォーマンスの計測・改善に努めなくてはいけません。その時役に立つツールとしては以下があります。ちなみにこれらのツールは全て無料です。

Google analytics:

ほぼすべてのウェブサイト管理者が使用しており(しているはず)、セッション数、ユーザー数、平均滞在時間、リピートユーザー数、ユーザーの所在地、など、無数の指標が計測可能なとっても便利なツールです。 非常に多機能で奥が深いです。サイトの各ページにJavascriptのタグを貼って使用可能となります。

因みに、セッション数(訪問数)とは、サイトをお店に例えるなら来店者数の事です。セッション数は、同じ閲覧者が2度見てもカウントする30分ルールがあり。サイトを見てから30分を経過して再び閲覧すると新しいセッションとして加算されます。また、日付が変わった場合や参照元が変更された場合も新しいセッションとしてカウントされます。

一方、ユーザー数とは、特定期間でサイトに訪問した閲覧者の数を言います。ある閲覧者が一日の朝と夜サイトを訪問した場合でもユーザー数は1人としてカウントされます。ただし、異なるブラウザや端末からアクセスすると別人としてカウントされてしまいます。

Google search console:

主にウェブサイトの自然検索でのパフォーマンスに焦点を当てた管理ツールです。ウェブサイトの問題点も指摘してくれます。Googleの検索エンジンへのインデックス申請もできます。サイトの各ページにJavascriptのタグを貼って使用可能となります。

Google speed insights:

ウェブサイトの各ページの速度パフォーマンスの計測ができます。またサイトの閲覧速度上での問題点も指摘してくれます。ただし、Googleが評価する速度パフォーマンスと、実際のページの体感速度は必ずしも一致しないことがあるので注意が必要です。

Google mobile friendly test:

ウェブサイトの各ページがモバイルデバイスでの閲覧に適しているか判定してくれるツールです。サイトの閲覧上での問題点も指摘してくれます。
これらの無料ツールを使って、日々ウェブサイトのパフォーマンスを改善していくことが重要になります。