ウエブサイトが誰でも作れる時代になりました。

現在、ほとんどの企業は自社のウエブサイトをお持ちです。昔は、プログラミング知識がなければ作れなかったウエブサイトですが、サイト技術の進歩により、簡単な会社案内であれば、PHP・JavaScript・Rubyなどのプログラム言語を知らなくても自社サイトを作ることが可能です。私自身もHTMLとCSSを少し学んだだけでサイトが作れました。

誰でも手軽にサイトを作れることは良いことです。しかし、裏を返せば、世界中の企業や個人が好き勝手にサイトを作れるということでもあります。せっかく苦労して作った自社サイトが、他サイトの中に埋もれてしまっては意味がありません。実際に自社サイトやブログを運用した人なら分かると思いますが、サイトを作ってインタネット上で公開しても、まず誰も見に来ません。

世界のウエブサイト数をご存知ですか?

皆さんは、世界でどのくらいのウエブサイトが存在していると思いますか?感覚的には非常に沢山あることは想像できますが、具体的な数字となると???です。
実は、2016年3月に、NETCRAFTという英国のインタネットサービス企業が調査をおこない、10億以上のサイト(発表では1,003,887,790サイト)を確認したと発表がありました。2017年現在、世界人口は約74億人ですから、つまり、人類の約7人に1人に専用サイトがあるとい計算です。
因みに、有効サイト(アクティブサイト)は、全サイト数の約6分の1で1.7億サイト程度といわれております。
NETCRAFTサイト記事リンク

せっかく苦労して作ったサイトに誰も来ないと嘆いている企業が沢山いらっしゃいますが、この数字を見ればそれが当たり前のことであると理解できると思います

検索順位を上げるには

少しでも多くの顧客に、自社サイトを見てもらうには、GoogleやYahooなどの検索エンジンで出来るだけ上位表示をしてもらう必要があります。これを業界用語でSEO(Search Engine Optimization/検索エンジン最適化)といいます。
昔は、検索エンジンで上位表示させる裏技が多くあったのですが、今はそのような裏技は通用しないと言われており、情報の質が高いサイトが上位にいくようになっているそうです。※Googleは、検索順位を決めるアルゴリズムを常に変更して改善しております。

資金的に余裕がある大企業であれば、SEO専門の従業員を雇用したり、外部のSEO専門業者に委託したりして、サイトの検索順位を上げるができますが、中小企業の場合はそうはいきません。費用をかけずにSEO対策をするには、自社サイトの情報量を増やすことに尽きます。といっても、何を書いても良いというわけではありません。自社の専門分野に特化した記事を書く方が検索エンジンの評価が高くなると言われております。

私の経験では、専門性の高い1000字以上の記事を100件程度掲載すれば急激に検索エンジンから見に来る人が増えてきます。また、最近の傾向として動画情報も検索エンジンの評価が高くなると言われております。