中国人が食事中に指先でテーブルを叩く理由について

中国で食事中、店員がお茶を入れると、お客がテーブルを指先で軽くコツコツ叩いているのを見ることがあります。

これは『手指叩桌子』と呼ばれる。中国の食事マナーの一つです。

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何時から始まった習慣なのか?そもそも何で指先で叩くのか?

理由については諸説あるようですが、

中国人に聞いて、一番よく出てくる回答が、清代の皇帝「乾隆帝(けんりゅうてい)」(1735~1795)の話です。

昔、お茶好きの乾隆帝が、お忍びで訪れた茶館で自ら臣下にお茶を注いだところ、恐縮した臣下が、乾隆帝の身分が周りにばれないよう、指で臣下の礼である三跪九叩を(Sān guì jiǔ kòutóu )表現したという説です。

三跪九叩首とは、跪いて地面に3回額を打ち付けて起立する動作を3回繰り返すという、皇帝の前で行う臣下の礼の一つです。
手”と“首”は、中国語では同音であり、額を地面に打ち付ける“叩首”は、手を打ちつける“叩手”で表します。
3本の指を曲げる事は、“三跪”を意味します。そして、その曲げた3本の指先で机を3回軽く叩けば、“九叩首”を表すことになります。

正しいテーブルの叩き方ですが、まず親指、人差し指と中指を若干曲げます。”手”と“首”は、中国語では同音であり、額を地面に打ち付ける“叩首”は、手を打ちつける“叩手”で表します。3本の指を曲げる事は、“三跪”を意味します。そして、その曲げた3本の指先で机を3回軽く叩けば、“九叩首”を表すことになります。これで、三跪九叩首の礼を取った事になります。

あなたも中華料理店で食事中に店員からお茶を注がれたら、指を曲げてコンコンコンと三回テーブル叩いてみて下さい。