7月2日~7月6日の週における超ハイパワー黒鉛電極(UHP)及びハイパワー黒鉛電極(HP)の成約価格は、4月、5月に比べて下落しました。

しかし、中国の黒鉛電極メーカーは、これまでの旺盛な需要で十分な利益を確保しており、今回の相場下落に対して、まだ余裕がある模様です。

黒鉛電極のユーザーである電炉メーカーは、黒鉛電極の仕入れで入札方式を採用することが増えており、また海外からの発注量が以前に比べて少なくなっていることから、黒鉛電極の相場は、上値が重い状況です。

黒鉛電極の最新価格

◆2018年7月06日時点の参考価格
超ハイパワー電極(UHP)直径450-700mm:EXW 7~15万元/MT
ハイパワー電極(HP)直径300-500mm:EXW 6~9万元/MT
普通電極 直径300-500mm:EXW 3~5万元/MT

原材料価格

黒鉛電極の原材料は、引き続き高止まりしています。中国産石炭系ニードルコークスのEXW価格は、26,000元~27,000元/MT、中国産OIL系ニードルコークスのEXW価格は、26,500元/MTです。

今後の相場見通し

成約価格の値下がりにより、電炉メーカーへの応札価格を下げてくる黒鉛電極メーカーが増えると予想されるため、相場は、引き続き下落する可能性が高い状況です。

しかし、各電炉メーカーの電極在庫量が少なくなっていることから、在庫補充のための大量発注が行われる可能性もあり、その場合は、値上がりする場合もあります。