Steel Mintの相場情報よると、現在、日本製黒鉛電極の成約価格は、1,100,000円~1,300,000円/MT(9,775~11,155米ドル/MT)ですが、2018年10月~12月になると、価格が1,4000,000円~1,500,000円/MT(12,455米ドル~13,330米ドル/MT)まで上昇すると予想されております。
2018年1月~4月の日本製国産電極の価格が、900,000円~1,100,000円/MT(8,000米ドル~9,000米ドル/MT)でしたが、それより更に1.5倍以上高くなる見込みです。

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中国黒鉛電極の相場分析:

(1)市場現状と展望:

最近、中国国産の黒鉛電極の相場は、明らかに下落しています。
主な原因は、環境保護政策の影響を受けた工場の操業再開及び新興黒鉛電極メーカーの工場が建設され黒鉛電極の在庫不足が緩和されたことがあげられます。

今後しばらくは、黒鉛電極の供給過剰状況が続くと予想されており、当面の相場は、値下げの方向に進むと考えられております。

(2)電炉メーカーの態度:

A.入札による調達を進めており、競合メーカー同士での価格競争を促し、価格の値下げを求めています。
B.トン当たりの歩留まり規定など細かな要求を契約書の中に明記するようになり、黒鉛電極の品質要求を厳しくしております。
C.昨年は、鉛電極の供給不足によって、相場高騰をもたらし、電炉メーカー各社も仕入れを抑えざるを得ませんでしたが、今年は、一転し供給過剰となっており、各電炉メーカーの選択肢は増えており、買い手として強い立場に立っています。

今後の相場見通し

短期間には、中国黒鉛電極の相場は、現状の価格で安定しているが、長期的に見れば、下落していくと思われます。
以上